あいサポーター研修の講師をさせていただきました


本日は、宇陀市菟田野で開催されたまちづくりの団体様の学習会にて
あいサポーター研修の講師をさせていただきました。

地域の住民相互の交流と親睦を図り、
豊かで誰もが住みやすい地域づくりのため活動されている団体様より、
「まちづくりはひとづくり。人に優しいまちを作るために
自分達も障がいや生きづらさがある方について知っておかなければ」と、
こういった研修を企画していただけることがとてもありがたいです。

学習会前半は、まほろばあいサポート運動やあいサポーター研修、
奈良県条例について学んだあと、
奈良県で制作している様々な障がいや生きづらさについて
まとめたDVD『シルコトカラ』を視聴していただきました。
学習会後半は、当窓口でのあいサポーター研修では初めての取り組み、
オンラインシステムを用いて当事者の方に会場に登場していただき、
自身の障がいや困っていたり、皆に知ってもらいたいことを
お話していただきました。
本日お話くださったのは、生まれつき視覚障がいがあるナカノタカヒロさんと
大人になってから発達障がいと判明したナカノヨシミツさん。

ナカノタカヒロさんは、毎日歩いている道でも
視覚障がいがある人にとっては誘導してくれる方がいると
とても助かるということを、またナカノヨシミツさんは、
診断を受けてホッとしたこと、
もっと早くわかっていたらと思ったこと、
自分は一度にたくさんのことを言われるのが苦手だが、
手順メモなど目に見えるかたちにしてもらうとわかりやすい、
ということをお話してくださいました。

視覚障がいがある人用の様々なグッズの紹介や、
視覚障がいの誘導方法などを画面越しに見せてくださったお二人。

皆様とても熱心に聞いてくださり、「こんな場合はどうしたら?」
など質問もしてくださり、約1時間半の学習会があっという間でした。
今日の学習会会場は廃校になった小学校校舎。

現在はイベントスペースやカフェ、ゲストハウスが入る
地域の憩いの場に生まれ変わっていました。

温かで懐かしい雰囲気の教室での素敵なあいサポーター研修になりました。

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ご参加くださった皆様にとって、
今日の学習会が「自分に何ができるか」を考える機会になり、
困った方を助ける一歩をふみだせるお役に立ちましたら嬉しいです。
ありがとうございました😊