最高裁、成年後見の報酬改定へ


最高裁が成年後見の報酬見直しを促す通知を発表したとの記事が発表されました。

「最高裁、成年後見の報酬改定へ 日常生活支援に手厚く
認知症や知的障害などで判断力が不十分な人を支援する成年後見で、制度を運用する最高裁は25日までに、利用者が後見人に支払う報酬の算定方法を改定する考えを全国の家庭裁判所に通知した。現在は利用者の財産額に応じて決めているが、業務の難易度により金額を調整する方法に改め、介護や福祉サービスの契約といった日常生活の支援に報酬を手厚くする。

高齢化で認知症の人が増える中、生活支援のニーズは高まっているが、利用者からは「後見人が報酬に見合う仕事をしない」といった不満が出ていた。納得が得られるようにして、利用を促す狙いだ。詳しい算定方法は今後、各家裁の裁判官が決める。」(中日新聞 2019年3月25日)
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019032501001951.html?fbclid=IwAR2Tc24GTnVovU7sTDpLNabxphc4NCIGwqP6OtOeCI6r6JIJWKZzFctGETw

https://mainichi.jp/articles/20190323/k00/00m/040/337000c?fbclid=IwAR2t5VmnZo_7BpyQT-aXMkwABbfHNB1Or38DTbg77H3zhAdUqRBJxTQhl-0

後見人の質をあげ、誰のための制度なのかを
もう一度立ち止まって考えるきっかけになるこういった改革は嬉しいですね
制度が形骸化せず、きちんと運用されていくかどうか見守りたいと思います。