生活の基盤である「住まいの確保」を守る・『居住支援に関するガイドブック』


障がいのある方、高齢者等、様々な問題や生きづらさのため
住まい探しの困難を抱える方(住宅確保要配慮者)の問題が
リアルにここ奈良でも起こっています。今奈良県内で、どこの窓口にどんな住まいの相談が寄せられ、
何が求められているのか。
その中で空き家をどんな風に居住支援に利活用できるのか。8年ほど前から当窓口代表が会員(専門家相談員)として
お手伝いさせていただいている NPO法人様
(特定非営利活動法人 空き家コンシェルジュ(有江代表))で、
県内の実態を知り、必要とされている居住支援の仕組みを作っていくための
令和2年度 空き家の担い手連携モデル事業(国土交通省補助事業)の成果物、
『居住支援に関するガイドブック』がホームページに掲載されています。
ぜひご覧ください。

昨年度いっぱい、県内における住宅確保要配慮者の住まいの確保のための
「居住支援システム構築と相談員育成の実現」をめざし、
「地域の専門家等との連携体制の構築」の取り組みとして行われたアンケート調査
(住宅確保要配慮者の状況把握や地域福祉事業者の実態調査や意向調査)、
相談員育成研修、そして奈良県居住支援協議会や専門団体と連携した
空き家を活用した仕組みの検討会に、
当窓口も生きづらさを抱えた方の支援者として参加・
各種団体様へのアンケート依頼等に微力ながら協力させていただいていました。
多忙を極める業務のなかにもかかわらず
「少しでも未来が変わるなら」「日々現場で困っているので期待しています」
とアンケートに快くご協力くださった
県内の障害者、高齢者、生活困窮者、子どもや女性、外国人、触法関係等、
様々な分野の官民の各種団体・事業所・相談窓口・専門機関等の皆様
本当にありがとうございました。
快諾くださった皆様に心から感謝です。この場を借りて御礼申し上げます。
掲載しているガイドブックには記載しきれていない、
各分野の支援の現場、そして不動産業者様側からいただいた
リアルな声から見えてきた県内の実態。
今回の調査や取り組みの結果をこのままで終わらせることなく、
今年以降またどんな風に進めていけるか、
地域をどんな風に変えていけるのか、
当窓口自身もとても楽しみにしています。
このプロジェクトに会員の一人としてかかわらせていただいたことに心から感謝です。
お世話になった皆様本当にありがとうございました。
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