障害者のリアル×東大生のリアル


8日の『ハートネットTV』で放送された
「障害者のリアルに迫る東大ゼミ」。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201711082000

ちょうど少し前にお借りして『障害者のリアル×東大生のリアル』
というこの東大ゼミについて書かれた本を読んでいました。

『障害者のリアル×東大生のリアル』についてはこちら→

 

東京大学で学生たちの発案で始まった
毎回ALSや脳性まひなどの重度障害者をゲストに招き、
障害者のSEXや生と死の話などをテーマに語ってもらい、
大学生たちが質問をぶつけるという異色のゼミ。

放送もとても興味深く観させていただきました。
一番心に残ったのは最後の障がいをもつ当事者である方々の言葉。

「僕たちは本当にいろんな矛盾した気持ちを抱えていると思います。
そのことを考えるときに”今を生きる”という意味にぶつかります。
”今を生きる”ということは時間のことではないと思います。
今自分に何ができて 何がしたいかを突き詰めたときに
”今を生きる”ということに思い当たります。」

「人が多様であるように 自分自身も多様であって
いろんな出来事で変わるわけ。
だから日々をちゃんと生きるのが大事だ
日々を生きるということは
自分の中にあるものとないものを知っていく作業だと僕は思う」

15日におなじ内容の再放送がされるそうです。
お時間のご都合がつく方、是非ご覧ください。