畠山織恵さん&亮夏さん親子の講演会に参加してきました・素敵な親子にテレビでも出会えます!


投稿がおそくなってしまいました。
先週5月19日日曜に、大和郡山市で開催された
『織恵さん&亮夏さん親子の講演会に参加させていただきました。

こちらのお二人のことを知ったのは
ある日偶然このフェイスブックで流れてきた、
脳性麻痺の亮夏さんが「親やヘルパーの付き添いなしで
一人車椅子で京都まで行って帰ってくる」という一人旅を決行され、
その様子を記した投稿がきっかけでした。


障がいのため一人で体を動かすことができない亮夏さんは
自分で車椅子を動かすことができません。
街の親切な方々に車椅子を押してもらいながら、
家の最寄駅まで帰ってこられた様子をその後テレビでも拝見し、
「障がいがあっても、どんなこともチャレンジできる。
必要なサポートさえあれば自分らしく生きられる」
ことを学ばせてもらったことを覚えています。

2018年、学校を卒業した亮夏さんが
一般社団法人HIFIVE(「ハイタッチ」という意味だそう)
を立ち上げ代表となり、障がいのある自分を活かせる、
自分だからできる仕事「生きる教科書プロジェクト」
をはじめられたということで
「またまた面白いことを始められたなぁ」
とお二人に会いたくて行ってきました。

講演会はまずお二人の紹介映像から。
その後、お二人が登場され、母である織恵さんから
子ども時代の様子や子育てで大変だったことや楽しかったこと、
気を付けてきたことなどを、
時折亮夏さんとの息のあったやりとりを
はさみつつお話してくださいました。

子どもに障がいがあるとわかったときのこと。
運動会で他の子と自分の子を比べてつい口にしてしまった言葉。
友人のある言葉が自分を変えたこと。
それから親子でわくわくすることをさがしてきたこと。
自分のことは自分で決めるようサポートを心がけてきたこと。
これからやりたいことなどなど・・・。

京都一人旅についても、
周りから(心配からくる)反対もあったものの、
「(息子の)したいという気持ちを応援したいと思った」
とお話されていたのがとても印象的で、
「自分の人生を自分で選択できる力をつけてほしい」
「子どもの未来は明るいこと信じることの大切さ」
のお話の部分では、当窓口の想いと
(いつも学習会でお話させていただいていることと)
同じだなあと共感し大きく頷いていました。

後半の「参加者からの質問にお二人が答える」質問タイムでは、
さまざまな質問が出ましたが、
言葉を発しにくい亮夏さんの
「(何度も聞き返したら悪いと思わずに、聞きとれなかったら)
何度でも聞いてほしい。
(聞き取れないからとわかったふりをして)
適当に返事されるほうが悲しい」という言葉に、
そうなんだなあと当窓口も学ばせていただきました。

今回の学習会は、以前お二人のお話を聞かれた
奈良県在住の梶井さんというある一人のお母様、
そして「奈良でもこのお二人のお話を皆に聞いてほしい」
というその梶井さんの想いに共感されたたくさんの方々の協力で
実現した学習会だったそうです。

梶井さん、畠山亮夏さん、織恵さん、司会の内田さん、
ご協力されていた(株)ホワイト様はじめ
事業所様や親の会の方々、
とても素敵な時間をありがとうございました。

偶然こちらで以前から存じ上げている方々との嬉しい再会もあり、
うかがってよかったです。ありがとうございました。

最後になりましたが、なんとなんと・・・畠山亮夏さん、
織恵さんのドキュメンタリー番組が放送されます!!!
今晩(明日に日付が変わってすぐ)です。皆さん、お見逃しなく!

5月25日(土) 午前2時57分〜
朝日放送 6チャンネル(関西圏)
「僕だけにできること」(60分)

https://abema.tv/video/episode/89-78_s10_p10