『発達障害のある子どもの歩み』・山口歩さんのお話を聞いてきました】


本日生駒市コミュニティセンターにて開催された
世界自閉症啓発デー・発達障害啓発週間関連講演会
「発達障害のある子どもとの歩み~子育て奮闘記とゲストトーク~」。

今回は、第53回NHK障害福祉賞にて最優秀賞を受賞された
山口歩(マオズ ファクトリー)さんが
2人の自閉症の息子さんの子育て奮闘の様子を記した
「もしも願いが叶うなら~かあちゃん とうちゃんの、おもしろ子育て奮闘記~」
をもとにお話してくださるということで行ってきました。

山口さんや息子さんとは以前から面識がありましたが
日々の生活の様子までは存じ上げず、
先に放送された『ハートネットTV』で初めてご家族の日常を知りました。
その番組も家族愛に溢れていて素敵だったのですが、
今日はそのお話をもとに約90分たっぷりお話を聞かせていただきました。

子育てがなかなかうまくいかなかったこと。
子どもが自閉症だと診断されたときの気持ち。
就学時相談や街の人の心無い言葉で傷ついたこと、
逆に息子さんの同級生や先生方、地域の方等に助けられて子育てができたこと。

しんどかったことも嬉しかったことも
飾らない一人のお母さんの目線と言葉で話してくださり、
共感する部分も多く夢中で聞いているうちに
あっという間に時間が過ぎていました。
パパさんとのやりとりやテレビ撮影秘話などたくさんの笑いもありつつ、
山口さんの子育て奮闘記にいつのまにか感情移入してしまい、
「(マオくんユウくんが)こんなことができたんです!」
というお話に思わず涙ぐんでしまいました。

お話の最後、山口さんが伝えられたメッセージ
「子ども達がありのままで暮らせる地域・社会を」…本当にそうですね。
「親なきあとも子ども達が笑顔でくらせる地域・社会を」
という言葉は、当窓口の活動のもとになっている想いと同じだなぁ
と少し嬉しかったです。

今回都合で山口さんのお話を聞けなかったという方、
ぜひ一度機会があれば聞いてみてください。
障がいのあるお子さんの子育てに悩まれている親御さんは、
きっと元気をもらえるのではないかと思います。
(障がいの有無にかかわらず、皆さんに聞いていただきたいですが)

山口さん、ご家族の皆様、本日は素敵なお話をありがとうございました😊