わいわい茶話会に参加しました


昨日は、奈良市で開催されたわいわい茶話会
(障がい当事者の親や家族、支援したいという方の情報交換おしゃべり会)
に参加させていただきました。

昨日のテーマの一つは「コミュニケーションカード」。
視覚優位なお子さんの見通しがつきやすいように
お母さん方が実際におうちや学校で使用しているツールを持ち寄り、
情報交換しました。

もう一つは、「本人の障がいや特性を記しておくツール」について。
生駒市で作成されている『たけまるノート』、
奈良市の『サポートファイル』、
当窓口で配布させていただいている『親心の記録((一社)日本相続知財センター発行)』、
みんなで「このページいいね」「記入例がわかりやすい」と比較し合いました。

お話する中で出たのは、
市町村によってはサポートファイル(ブック)の存在すら知られていないこと。

さまざまな支援サービスをどう利用していいのかわからない方がたくさんいる
(支援サービス同士の連携が取れていない)こと。

検査や、支援サービスを受けるのに予約が取れず何ヶ月も待たされること。

1週間や2週間程度ならまだしも、
お子さんに検査(やサービス)を受けさせたくても
何ヶ月も予約が取れず不安なまま過ごされている
親御さんがたくさんいらっしゃいます。

こうした親御さんの不安を払拭できる仕組み作りの整備が必要ですね。

※わいわい茶話会は、毎月第4月曜日に開催されます。

コミュニケーションカード。行動の見通しがたつのでお子さんも安心されるそう。
生駒市の『たけまるノート』。以前私も生駒市の職員さんにお願いして見せていただきましたが、とても考えて作られています。高校3年までの記録を記せるようになっています。
親が記入する部分、教師が記入する部分、支援する事業所からもらった支援計画などファイリングすれば、本人の小さい頃からの情報がこれ一つにまとまります。学校を卒業した後も使えるよう作られています。
どの年代にどんな支援サービスがあるのかまとめられた一覧表。他の市町村にもほしいです。
奈良市のサポートファイル
大きさはA4より一回り小さいです。
もう少し大きいサイズだと書きやすいのにね、という意見がありました。
記入例が別についてました。
参加された方のおすすめ本など。『光とともに…』読んでみたいです。