福祉型信託についての学習会を開催しました


昨日は午後から
『障がいがある子・生きづらさがある子の家族が知っておきたい
福祉型の信託〜親なき後の財産管理を考える〜』をテーマに、
ふくし信託株式会社の山﨑芳乃先生を講師にお迎えして、
制度や実際どんなケースで使えるのか事例紹介をまじえてお話いただきました。

家族信託(民事信託)を使おうにも
財産を託せる親族がいない
(親きょうだい等親族がそもそもいない、いても疎遠等)…
というお声があるなか、
福祉に特化した信託のサービスができるスキームを、
と昨年設立されたふくし信託株主会社様のお話、
とても興味深かったです。

後半の質疑応答の時間では、
たくさんの質問を参加者の方からいただき、
半時間ほど延長しての学習会終了となりました。
一つ一つの質問に丁寧に答えてくださった山﨑先生に感謝です。

参加者様の中には「昨日初めて信託という制度を知った!」
という方もいらしたかも知れません。

成年後見制度等と同じく
信託もなかなか一度では理解しづらい制度ではありますが、
ご家庭のニーズや、ご家族の状況によっては、
ほかの制度で叶えられないことを
信託であれば叶えることができる場合があります。

「こんな制度もある」ということをまずは知っていただき、
実現したいご希望に応じて信託他
様々な制度やサービスを活用していただければと思います。

(当窓口も「例えばこんなケースやあんなケースも
使うメリットがあるな」とシュミレーションしながら
先生のお話を興味深く聞かせていただいていました😊)

貴重なお話をお聞かせくださったふくし信託株式会社山﨑先生、
セミナーにご参加くださった皆様ありがとうございました。