「親が一人の人として生きる権利」「老いていく権利」 が当たり前になる社会に


読了。
ヤングケアラーの問題が昨今注目されていますが、
障害児者の親のケアラー問題に改めて気がつかさました。

「親だから障がいがある子を介護して当然」ではなく、
「親が一人の人として生きる権利」「老いていく権利」
が当たり前になる社会、
親が安心して我が子を社会に託せる社会資源が、
まだまだできていない。

人員不足の介護福祉分野で、
足りない支援やサービスを地域でどうまかなっていくのか。

来年はまた制度の改正時期ではありますが、
理想論だけでなく、本人や家族のニーズにあう
制度へと実際変わっていくのか、変えていけるのか、
見守りたいと思います。

『私たちはふつうに老いることができない~高齢化する障害者家族』
(著 児島真美)
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