御著書を恵贈いただきました


今週、当窓口に恵贈いただいた本を早速拝読させていただきました。

依存症者・回復者でもあり、支援者でもある筆者渡邊洋次郎さんの
経験からの言葉は重みがあります。
リカバリーにおける本人の責任と専門職者(支援者)側の責任、
周りの支援者が諦めないことの大切さ、
人との関わりが本人のリカバリーに与える影響等々…
様々なことを学び、考えさせられました。

「困った人は、困っている人。」
当窓口がいつも頭に置いている言葉です。周りからみて困った人、傍若無人な行動で周りを振りまわし
迷惑をかける人などのサポートをする時には、
あまりの暴言や振る舞いに困惑したり、
支援者側も人間なので正直腹が立つこともあります。

でも実はご本人が(本人の意識無意識に関わらず)
一番困っていることが多かったりします。
(そんな時は必ずこの言葉を思い出し何ができるか考えます。)
どうしてご本人がそんな行動になったのか、
話を聞いてともに寄り添い、時には必要とされる医療等につなげつつ、
言葉にできない本人の想いを汲みとる人達がいることが、
ご本人が安心して地域で生活でき、社会につながれる、
リカバリーできることにつながるんだろうな…と
本を読み改めて感じました。
渡邊さん、素敵なご著書を賜りありがとうございました😊