奈良県不登校ネットワークDEAR DEER・ディアディアカフェさんに参加しました


本日は元々予定していた学習会が延期になったため、
代わりにお誘いいただいていた
奈良県不登校ネットワークDEAR DEERさん主催のイベント、
ディアディアカフェさんに参加してきました。
「学校に行けなかったわが子を語る」を
テーマにお話してくださったのは、吉藤先生。
吉藤先生は教育者でもあり、
あの次世代分身コミュニケーションロボットOriHimeの開発者
吉藤オリィさん(奈良県出身)のお父様でもいらっしゃいます。
あまり書くとネタバレになってしまうので控えますが、
学校へ行けなくなったわが子に対して「なんとか学校に」と思うあまりに
取ってしまった親の行動も赤裸々にお話してくださり、
笑いあり涙あり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
お話を聞いていて改めて思ったのは、不登校は、親と子、
どちらもが優しくて、誰が悪いとかではないんだ、ということ。
親も子を愛しているがために我が子が心配で不安な思いでいる、
そして、子ども自身も親が大好きで迷惑をかけていることも自覚していて、
でも学校にいけなくて苦しんでいる、ということ。
学習会冒頭には息子オリィさんも動画で登場し
自身の経験を振り返ると同時に
「不登校の経験をばねにして活かして」とメッセージをくださいました。
不登校時代に感じた孤独や、障がいがある人と関わった経験、
そして親友の存在が開発のきっかけになったという分身ロボットOriHime。
今日は会場でOriHimeの実物も拝見して、
実際に遠隔操作して離れた場所にいるパイロット(操縦者)が
まるでここにいるかのようにロボットが動き、
話す様子や、操作方法も見せていただきました。
これまで働くことを諦めていた、病気のために外出ができなかった人や
障がい、生きづらさがある人が働くことができる。
家や病院にいても様々な場所にいる人と関わることができ、
働いて収入を得て生きがいや「次はこんなことがしたい」と
夢をもつことができる。
全国でロボットを使い働く方々の様子やお声も聞かせていただきましたが、
これは本当に孤独を消せるロボットですね。
すでに関東では分身ロボットカフェが常設されていますが、
奈良県内でもぜひあちこちにロボット(パイロット)が働く場を作って欲しいです。
吉藤先生、奈良県不登校ネットワークDEAR DEER様、
素敵な学習会をありがとうございました。
会場でお声かけくださった方々、ありがとうございます😊
久しぶりに皆様に会えてとっても嬉しかったです。