
映画「どうすればよかったか?」
早起きして、朝一番で大阪へ。
気になっていた藤野監督の映画「どうすればよかったか?」を鑑賞してきました。
気になっていた藤野監督の映画「どうすればよかったか?」を鑑賞してきました。
休日の朝8時台という早い時間の上映開始にも関わらず
たくさんの方がこの映画を観に来られていました。
あまり書きすぎるとネタバレになってしまうので控えますが、
精神疾患を発症した長女(姉)と25年にわたり受診を拒み続けた両親、
両親を説得し続けた長男(弟/監督)…という、
監督ご自身のお家のドキュメンタリー。
精神疾患を発症した長女(姉)と25年にわたり受診を拒み続けた両親、
両親を説得し続けた長男(弟/監督)…という、
監督ご自身のお家のドキュメンタリー。
家族に精神疾患を抱えた方がいたとき、
あなたが私の立場だったならどうするか?どうしたか?
と監督から終始問われているような作品でした。
日々の活動でも、様々な生きづらさや精神的な病気を患う方々と
そのご家族に関わることが多いので、色々考えさせられました。
あなたが私の立場だったならどうするか?どうしたか?
と監督から終始問われているような作品でした。
日々の活動でも、様々な生きづらさや精神的な病気を患う方々と
そのご家族に関わることが多いので、色々考えさせられました。
個人的には、作品後半のお母様のごきょうだいのコメントと、
最後の息子と父の会話が印象的でした。
最後の息子と父の会話が印象的でした。
本人の「治療を受ける権利」「適切な医療に繋がる権利」は、
なかなか議論されることはないけれど
(本人自身が医療へ繋がれることを拒むこともある)、
本来はもっと守られるべき権利ではないか、
身体と同じように心がしんどいときは、
診察を受けることが当たり前という
受診へのハードルがもっと下がる社会に変えていかないといけない…
と感じた作品でした。
なかなか議論されることはないけれど
(本人自身が医療へ繋がれることを拒むこともある)、
本来はもっと守られるべき権利ではないか、
身体と同じように心がしんどいときは、
診察を受けることが当たり前という
受診へのハードルがもっと下がる社会に変えていかないといけない…
と感じた作品でした。
家族だけの閉鎖的な関係のなかで問題を抱えこんでしまわれている
(例えば映画のような)ご家庭の場合、いきなり医療…ではなくても、
まずは地域の支援者や支援機関に繋がってくだされば、
違う未来があったのではないかな…。
もし、同じような状況で悩まされている方やご家族、
きょうだい児の方がいたら、ぜひ観て欲しいです。
きょうだい児の方がいたら、ぜひ観て欲しいです。



