『聲の形』


先日、お邪魔させていただいた事業所さんに置いてあった
コミック『聲の形』(作者:大今良時さん:講談社)。

2015年版『このマンガがすごい!』オトコ編第1位、
『マンガ大賞2015』第3位、第19回『手塚治虫文化賞』新生賞を受賞するなどで
話題になったのでご存知の方も多いかと思います。

障がいをテーマにした漫画自体少ないですが、
このお話には聴覚障がいをもつ女の子が出てきます。

障がい者に対するいじめ、偏見など、読んでいて辛いな、
と感じる部分もありましたが、本当にまだまだこれが現実なんだと思います。
たった7冊のコミックですが、深い。
7冊の間に、手話を覚えた主人公の男の子の、
障がいがある方への意識がどんどん変わって、お互いの世界が縮まっていくのを感じました。

こんな風に、皆が偏見じゃなく障がいを理解しようという気持ちを持てるようになれば
社会はもっと皆に優しくなれるのにな。
面白かった、読んで良かったです。