自分らしく、生きるということ


昨晩から激しく降ったかと思えばやんだり、
忙しい雨模様の奈良です。
千日紅の花が咲き出しました。
花期が長くドライフラワー等でも楽しめるため、
「変わらぬ愛情」のほか、「不死」「永遠の命」等の花言葉があります。

この連休、当窓口(事務局)はお休みさせていただいていますが、
いただいたメールやお電話の対応はずっとさせていただいています。
本日も個別相談のお問い合わせをいただきました。
ありがとうございます。お話できる日を楽しみにしております。

ここ最近「生と死」について考える二つの出来事がありました。
一つは俳優の三浦春馬さん。そして、もう一つは数日前から
一斉に報道されたお隣の京都府での難病ALSを患っておられた女性
(お名前は伏せさせていただきます)の死です。

三浦さんについては詳細がわかりませんので断定ができませんが、
休む暇もなく活躍され、「しんどい」と周りに相談できず愚痴もこぼせず、
様々なプレッシャーで荷重過多になり
どんどん自分自身おいつめられ逃げ道がなくなってしまったのかな…と、
素敵な俳優さんで、毎週の番組も楽しみにしていたため本当に残念です。

いっそ、こんな形でなくて、全部投げ出して逃げてくれたらよかったのに、
と思いますがきっと真面目で頑張りすぎるお人柄で、
そうはできなかったのでしょうね…。

京都府の女性については、医師の方への批判等は色々あるかと思いますが、
自分だったらどうだろう…とずっと考えています。

(障がいのある方への差別的な意見では全くなく、
もし自分が彼女と同じ立場だったら?
長期間の闘病の中で同じことを願うことは本当に全くないだろうか。
そしてその考えは誤っているのだろうか。
適切なサポートがあれば彼女がそう考えることを止められたのだろうか、
あるとすればどんなサポートなのだろうか、と考えてしまうのです。)

延命治療を望まないと希望するのと同じように、
尊厳死をどのような場合に認めるのか、認めないのか、
難病の方々のサポートとはどうあるべきなのか、
本当に難しい問題ですが、
これから日本という国としても議論を進めて欲しいと思います。

頑張ってこられたお二人の魂がどうぞ天国で安らかにありますように。