街(村)ごとソーシャル・インクルージョン!奈良県三郷町にオープンする『レイモンドヴィレッジ』様にお邪魔させていただきました


昨日、お声かけいただき
養護学校の先生方、大学教授の方とともに
2023年春をはじめとして開村予定の『レイモンドヴィレッジ』様を
見学させていただきに行ってきました。

こちらが奈良学園大学三郷キャンパス(跡地)、
レイモンドヴィレッジさんの入り口です。


看板には「全世代・全員活躍型「生涯活躍のまち」の文字が。

もともと奈良県三郷町にあった
奈良学園大学(旧奈良産業大学)の三郷キャンパス跡地を有効活用し
企業・自治体・地域社会一体でソーシャルインクルージョン
(すべての人々を孤独や孤立・排除等から援護し
健康で文化的な生活の実現につなげるよう
社会の構成員として包み支えあう)な街づくりのため今
準備が進められています。

昨日はその中で障がいや生きづらさのある方、外国人の方等の
事業をされる予定の社会福祉法人檸檬会様へ。
元大学構内を歩きながら、大学だった建物をうまく活かしつつ
どこかどのような場所になるのかお話をうかがってきました。

レイモンドヴィレッジには、この春、
障がいのある人のためのカレッジ
(福祉型専攻科:生活訓練&就労移行支援事業所)や
就労継続A型事業所、
学校になじめず不登校になってしまったお子様などを対象にした
通信制高校、そしてマレーシア国立大学サテライトキャンパスや
外国の方のための日本語学校等が開校予定だそうです。

もともと大学の構内だけあって、とても広い敷地です。

さまざまな施設やサービスが完成・開業予定です。
(たくさんチラシやリーフレットをいただきました。
必要な方は当窓口にもありますのでご連絡いただければお渡しできます)

障がいがある方のための高等教育の場・レイモンドカレッジ(福祉型専攻科)。
個人に合わせたアクティビティを用意されるとのこと。

通信制高校となる予定の建物。
通信制といっても通学をえらぶことも可能だそうです。

動画クリエーターコースやサイバーセキュリティコース、
eスポーツコースなど興味深い様々なコースもあるそうで
自分が興味のある分野を学べるのも興味深いですね。

日本語学校。すでに申し込みも多数あるそう。

また、街の中には、今後民間企業のサテライトオフィスやスポーツパーク、
カフェ・レストランやサービス付き高齢者向け住宅、冷凍食品などの飲食製造事業も
開設予定だそうです。

カフェ予定施設。例えば、障がいがある方がカフェでお仕事されたり、
なども検討中とのこと。

その他、おもちゃ美術館やアートギャラリー、
生きづらさがある子のための児童発達支援や
放課後等デイサービスなどの事業所、保育士や介護士の養成学校、
近隣地域での障害のある方向けグループホーム、なども開設予定ということです。


こちらの元大学図書館はアートな空間に生まれ変わる予定だそうです!

伺った時はちょうどスポーツパークの工事中でした。

子育て世代も、高齢者も障がいや生きづらさがある方も
外国ルーツの方等様々な方が、ここで学び、働き、暮らせる、そして近隣府県から
ご家族でも遊びにきてもらえる、
そんな街が県内に、三郷町にできるとのことでとっても楽しみです!

当窓口にもグループホームがない、や親子でずっと近くに暮らせる場所はないか
等のお声をいただくことがありますが、
ここなら将来的に可能かもしれません。

全国初の大学跡地を活かし、
ソーシャルインクルージョンを目指す街づくりの取り組み、ということで
今とても注目されているレイモンドヴィレッジ様。

また様々な場所が完成し、落ち着いたころに
見学に行かせていただければと思います。
長時間お邪魔し、見学させていただいたにも関わらず
丁寧に対応してくださった社会福祉法人檸檬会S様、O様ありがとうございました。
(O様とは以前就労支援の現場で大変お世話になりました。
ここでまた再会できるとは・・・世間はとっても狭いですね^―^)