「しがらきから吹いてくる風 日本・台湾交流展2022」 に行ってきました


本日が最終日だった、
日本✖️台湾の知的障がいがある方のアートイベント、
「しがらきから吹いてくる風 日本・台湾交流展2022」
に行ってきました。
思わずほっこりしてしまう色とりどりのイラストや、
「一体どうやって作っているのか?」と気が遠くなりそうな
緻密な粘土等の造形アートを楽しんできました。
海外の方のアート作品も同時に鑑賞でき貴重な機会になりました。
会場でいただいた、出展されていた
台湾の知的障がいがある方の家族会
(当事者やご家族の支援のため様々な活動をされている団体)様
のリーフレットの中に、
「支えてあげるため、この子より1日でも長く生きて」の文字が。

国が違っても親の願いは同じなんですね…。

そんな親御さんの不安を解消するため、
また本人の人権や権利を守るため、
実際に団体様が現地で取り組まれている支援活動や事業内容が
台湾と日本とでどう違うのか、
とても興味深く読ませていただきました。
リーフレットの、台湾にも成年後見人制度があるとの記載をみて、
帰宅してから調べてみると、
日本をはじめ他国の制度を参考に台湾では新制度が
2009年から始まったそう。
任意後見制度的なものはなかったり、
法定後見も、後見人として優先して選ばれる人が決まっている
(例外あり)など、日本にはない独自のルールもあるそう。
(国ごとに制度が違うのも面白いですね。)
日本も今、成年後見制度の見直しが議論されていますが、
どんな風に変わるのか、とても楽しみです。
どんな形であれ、本人の権利がきちんと守られる仕組みに、
誰もが使いやすい形になればいいなぁ…。
三連休の最終日、素敵なアート鑑賞ができ、
また他国の制度について知る、学びの日になりました😊